フランチャイズで失敗してしまうケースとは…|住宅相談での独立は全国Web住宅展示場
2021/05/02
ケース①資金計画を考慮せずに開業
事前に初期費用やランニングコストを入念にシミュレーションし、
経営に必要な財務数値を詳細に理解して開業に臨むことで失敗のリスクは抑えることができます。
反対に「なんとかなるだろう」といった安易な気持ちでフランチャイズ経営に臨むと、
運営にかかる出費と収益のバランスに苦しみ、経営が困難な状況に陥ってしまいます。
経営に必要な経費は業態によってさまざまですが、
店舗を持つならその家賃・仕入れ代・人件費・本部へのロイヤリティが基本的なランニングコストになります。
これらを念頭に置き日々の経営状況を把握することが大事です。
ケース②自分の性格に合ってない業態で開業
フランチャイズで独立開業したはいいものの、自分の性格に合わない業態を選んでしまったために
ストレスを感じ続けてしまうケースも少なくありません。
自ら起業し、経営者になった以上、会社を運営し続けなければなりません。
人によって向き不向きはあるものですが、自分の性格を知ることで業態や業種を考える際に活かすことができます。
自分が得意とするものや好きなことの中から、仕事に活きる可能性があるものを探すのも一つの手です。
ケース③本部任せになっている
基本的にフランチャイズ本部に加盟すると、開業前研修や、開業後もSV(スーパーバイザー)がつき、
さまざまなサポートをしてくれます。実績を築いた本部のアドバイスは非常に有益なものです。
だからと言って経営を学ばずに本部に頼っていると、失敗する可能性は高くなります。
開業前に本部から紹介された成功モデルは必ずしもその通りになるとは限りません。
自分が開業した条件に適した経営をしていく必要があります。
成功するフランチャイズ経営者は本部からのアドバイスやサポートを受けつつも
自分で工夫しながら売り上げを伸ばしています。
最後に
今回はフランチャイズで失敗してしまうケースについて紹介しました。
もちろん上記のケースが全てとは限りませんが、
失敗のケースを押さえておき、開業前からその対策を考えておくことで、
失敗のリスクは抑えることができます。
また、絶対に成功するという事業はないので、それぞれの業種の規模や
失敗した場合のリスクをし知り、相応の覚悟をすることが重要です。